ポロのコーティング下地処理（磨き工程）

ポロのコーティング作業です。

下地処理である磨き工程を行っております。

一昨日もお伝えしましたが、初期研磨ではバフの「滑り」が発生しております。

滑りが発生する原因はいくつかあります。

・コンパウンドと塗装との相性と言いますか、バランスがつり合っていない（塗装の方が硬い）。

・塗装にシリコン系の皮膜が乗っている。

・コンパウンドが濃すぎる（独製コンパウンドに多いケース）。

etc…

今回は、2番目のケースではないかと思います。

バフをあてる前に、塗装面に霧吹きで湿度を与えて対応しました。

こうすると、コンパウンドが塗装面に切り込み易くなります。

コンパウンド抜きである「フォロー研磨」では、思った以上に調子が良かったですね。

塗装がしっかりしているので、（ポリッシャーの）高回転が使えて効率よく「抜き」作業が行えました。

小面積で、しかも逆Ｒ面の箇所も（リアルな面を出す為のフォロー研磨では、目が入り易い）、低反発ウレタンフォーム（ルペス純正バフ）が、良い仕事をしてくれました。