世界的に見ても硬い塗装が施されているので、磨き作業でも相応レベルのアクションが必要です。
初期研磨では、ロング系のウールバフ+KATANA「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(高回転)にてアプローチしましたが、バフの「滑り」が発生し、研磨熱の立ち上がりも「ダル」となりました。
当然それに伴い、研磨効率が悪くなりました。
改善を試みる為にコンパウンドを「メンツェルナ34A」に変更。研磨力はピカイチですが、「バフ目の発生」というネガティブな面も併せ持つコンパウンドです。
そこで今回、その34Aをある割合で水と稀薄させて使用したところ、ドンピシャにはまり、「研磨力:バフ目を抑える」という相反するバランスを高い次元で両立させる事ができました。
但しこれは、硬質なISの塗装にたまたま当てはまった例だったかもしれませんね。
初期研磨後のフォロー研磨(コンパウンド抜き)を含む各磨き行程は極めてスムーズに進み(高質塗装の典型パターン)、ストレスフリーで下地処理は仕上がりました。
コーティングは、高硬度高膜厚タイプのコート剤をチョイスしまし
- 施工費用
- 76,680円
- 施工時間
- 23時間42分