Before
ヘアスクラッチ(以下HS)の付着は少ないですが、ウォータースポット(以下WS)は凄く気になるレベルで、作業ポイントはまさに「WSの除去」がメインとなります。
新車時にディーラー純正のガラス系コーティングが施されているようで、そのコート層を剥がす事も兼ねて初期研を行います。
初期研のセット内容は「毛先8ミリのポリッシングウールバフ+KATANA「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(中速回転)」で1st アプローチしました。
WSは思っていたよりもハードな固着ではなかったので、このセットで難無くクリアー出来ましたが、問題はフォロー研磨でした。
初期研で発生した「コンパウンドの埋まり」を「抜く」いてリアルな塗装肌にもっていく作業ですが、「目」が入るのです。ポリッシャー(大オービットWアクション「ルペス」)の回転数、プレッシャーなどをアジャストしても解消されませんので、ポリッシャーを「ギアアクション」に変更。
しかしながら、ギアアクションではどうしても回転に「トルク」が発生してしまうので(逆にそれがウリなので)、「抜く」能力では「ルペス」に劣ります。
結局、ルペスで「目」が入る原因が「バフの不良」という事が分かり(フォトギャラリー8枚目)、それ以降は極めてスムーズな作業で進みました。
フォロー研磨(コンパウンド抜き)では極めてリアルな塗装肌(スッピン)に仕上げていくので、バフの管理をしっかりしないと前述のような事(「目」の付着)が発生してしまうのです。
- 施工費用
- 69,120円
- 施工時間
- 19時間31分