トヨタ　８６（ZN6）

新車（H25年式）からカウントして、今回で5回目の施工となります。（頭3年間は、毎年ポリマー系を施工）
かなりヘアスクラッチ（以下HS）が目立ちまが、塗膜マージンを考えますと、（5回目なので）そろそろ「ガチ磨き」もセーブしないといけません。

1st ポリッシュ（初期研磨）は、毛先6ミリのファイナルウールバフ＋メンツェルナ「85J」コンパウンド＋シングルアクションポリッシャー（低中回転）のセットでアプローチ。
スバル塗装（ご存じの通り、86はスバル社で生産）はとても柔らかいので、HS除去にはそれ程「難」ではありません。
初期研磨では、研磨熱を掛けた「ハード」なアクションを行っておりませんので、コンパウンドの「埋まり」もかなり抑えられています。
それに伴いコンパウンド抜きである「フォロー研磨」（５枚目写真）も、イージーに進められております。
ただし塗装が柔らかいので、使用するバフには気を使います。
フォロー研磨は、リアルな塗装肌（素）を出す事が目的の作業で、肌がデリケートな状態になり「目」が入り易いのです。
バフの材質（ウレタン or ウール）、毛先の長さ、毛の種類 etc…によって仕上がり方やフィールが違ってくるので、塗装（硬さ）や状況によって使い分ける必要が出てきます（６枚目写真）。
今回は、塗装がグズる事なくリアルな肌に仕上がってくれました。

コート剤は、高硬度高膜圧タイプのコート剤をチョイスしました。