トヨタ　シエンタ（NCP81）

走行9万㎞オーバーのお車で、目立つシミの付着が広範囲にありました。
ベージュ系のシート生地では珍しくないケースだと思います。

【作業フロー】
・スチーマーにて生地表面を蒸らします。（3枚目写真）
・間を置かず（間を置くと効果が半減）クリーナーをスプレー。（4枚目写真）
　クリーナーはアルカリ性です。
　生地質が化繊でタフなタイプですので、クリーナーの選択に幅が持てます。
・間を置かずスクラビング。（5枚目写真）
・リンサーにて「濯ぎ（リンス）」作業です。（6枚目写真）
ここまでの間は手際よく間を置かないのがポイントです。

今回のようなハードなコンディションですと、クリーニング直後はＯＫでも、乾燥に伴う汚れの「戻り」が発生します。
一晩ほど時間を空けてから再確認して納車するのがベストです。
ちなみに今回は、数時間で若干の「戻り」が出ました。
当然戻りが発生した箇所は、再度クリーニングを繰り返して仕上げて行きます。