スズキ　ＭＲワゴン（MF21S）

ちょうど３年前に当店でボディコーティングを施したお車で、とても良いコンディションをキープされています。
平面箇所は経年相応のウォータースポット類が付着していますが、ヘアスクラッチ類が少なく酸化皮膜の発生も穏やかです。

磨き作業は初期研磨から開始しましたが、コンディションが良いのでハードな研磨内容は必要ありませでした。
セット内容は、毛先8ミリのポリッシングウールバフ＋スーパーＰＭ「ナノ」コンパウンド＋シングルアクションポリッシャー（低中回転）でスタート。
コンパウンドの「絡み」が激しく、アンマッチ。性能を上手く使いこなしていません。回転数を変化させても改善は見込めないと判断してコンパウンドを変更。
KATANA「ＭＸ」でリトライしましたら改善されました。

KATANAシリーズを使用した初期研後は、コンパウンドの「埋まり」も穏やかで、フォロー研磨（コンパウンド抜き：6枚目写真）もやり易いです。

仕上げ磨きはコンパウンドレスの「空当て」を敢行（7枚目写真）。

塗装肌のコンディションが良かったので、今回はハードな磨き込みを行ってはいませんが、肌の状態は「ミラーフィニッシュ」に近い状態です（After写真）。
フラット性が高く、映り込みもクッキリ。

アルコギ珪素系の皮膜タイプのコート剤を施しました。