ボディ&ホイールコーティング+モール磨き(ウロコ除去)のメニューです。
【モール磨き】
ヨーロッパ車では「お決まり」と言える「モールのシミ」ですが、オーナー様にとっては深刻です。
研磨をして除去していきますが、使用するアイテムは専用の研磨剤です(メタルエイド)。
ボディ用の研磨剤でも可能ですが、コレ(専用品)を使うと効率よく除去出来ます。
見た目以上に手強い相手(シミ)で、除去にはほぼ一日を費やしました。
【ボディ研磨】
8年経過のお車で、コンディションは相応だと思います。
クレーター状にえぐられたような深いウォータースポットが付着していました。
1st ポリッシュのセット内容は次の通りです。
毛先12ミリのファーストカットウールバフ+メンツェルナ「34a」コンパウンド(写真左のセット)+シングルアクションポリッシャー(中高回転)。
ポイントはウールバフで、そこそこ使い込んで「毛割り」が進んだモノをあえて使用しました。
新品時よりも若干研磨力は落ちますが、「バフ目」対策です。
それでも「目」の発生は避けられないので、直後に毛先8ミリのポリッシングウールバフ+KATANA「ナノ」コンパウンド(6枚目写真右)で「目消し」を行います(使用するポリッシャーは、同様にシングル)。
ハードな初期研磨に伴い、研磨熱による「コンパウンドの埋まり」が発生し、入念な「抜き」作業(フォロー研磨:7枚目写真)が要求されます。
コチラのお車は硬度の高い塗装肌なので、ポリッシャーの回転数を高めに設定でき、効率を上げられます。
「リアルな肌」に仕上げて行く過程で、「スクラッチの戻り」をかなり懸念しておりましたが、思っていたよりも「戻り」による作業の手直しは少なかったです。
【コーティング】
アルコギ珪素系の「親水タイプ」のコート剤を施しました。
- 施工費用
- 82,940円
- 施工時間
- 31時間40分