ホンダ　ＣＲ－Ｚ（ZF-1）

ヘアスクラッチ＆ウォータースポットの付着レベルは平均的だと思います。
塗装がとても柔らかいので、ヘアスクラッチ類の除去も「ガチガチ」レベルまで行かなくてよいと思います。

磨き作業は、初期研磨から始めました（3枚目写真）。
初期研磨では、KATANA「ナノ」コンパウンドを使用してスタートしてみたのですが、少しシックリきません。
塗装とコンパウンドの「硬さ」バランスがうまく合っていない感じです。
そこで、同じKATANAブランドの「ＥＸ２」に変更してみたところ、とても良い手応え（４枚目写真）。
「ＥＸ２」も「ナノ」と同じくワイドレンジ（自己粉砕型）コンパウンドですが、粒子量は少なめのようです。
そのため、研磨熱による「埋まり」も「ナノ」より穏やかに感じます。

結果、埋まりを抜くフォロー研磨も、スムーズに進みました（5枚目写真）。

仕上げ磨き（6枚目写真）。
スクラッチの戻りも無く、リアルな塗装肌に仕上がってくれました。

コーティング施工（7枚目写真）。
コート剤の引きずりや、ギラつきの発生も無く、キレの良い作業で進んでおります。