ワゴンRスティングレーの初期研磨

カーディティーリングショップ アルチザン

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ワゴンRスティングレーの初期研磨

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2018/01/27 ワゴンRスティングレーの初期研磨

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ワゴンRスティングレーの磨き作業を行っております。

初期研磨のセット内容ですが、ロング系ウールバフ+KATANA「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(中速回転)でスタートしました。

このセット内容で、ヘアスクラッチ&ウォータースポット類はクリアー出来るのですが、「ピンホール(紫外線による孔状の劣化)」は上手く行きません。

普段でしたら、塗膜マージンを考えてあまり深追いしないのがセオリー?なのですが、今回はピンホールの「底」が浅そう…

試しにメンツェルナ「34a」でトライしてみます(バフ+ポリッシャーのセットは同上)。

 

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もちろんその後は、バフ目(隠れバフ目も含めて)がどうしても発生してしまうので、メンツェルナ「85J」(希薄バージョン)でしっかりと磨き込み「目」を消します(ここまではバフ+ポリッシャーのセットを同上)。

 

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すると、ピンホールもほぼ壊滅…良い意味でカンが当たったのでしょうか…

しかし、このピッカピカの塗装肌は実は「騙し」です。

 

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コンパウンドによる「埋まり」が発生しているので、リアルな肌ではないのです。(全てのコンパウンドには、研磨成分である「粒子」と、そういう「埋める」成分(レジン系)が含まれています。この「埋める」成分がくせ者)

そこでフォロー研磨(コンパウンド抜き)を施して、リアルな肌を出す必要があります。

 

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すると…モア~っと埋まっていたコンパウンド成分が「粉状に」いぶり出されてきます。

 

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同時に「埋まり」によって確認できなかった、落とし切れていないスクラッチ類が浮き出てきます。

後はそのスクラッチ類をまた初期研磨の行程に戻って潰していくのです。

「埋まり」「コンパウンド抜き」といったコトバの意味や重要性が再確認させられます。

 

 

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