13年経過車ということですが(屋外保管)、コンディションは良い方だと思います。平均的に同年代のダークカラー車であれば、トップなどはクリヤーが抜けていてもおかしくないですね。
もちろん経過に伴うダメージは相応に受けていますので、ウォータースポットなどはかなり激しいレベルで付着していました。
初期研磨ですが、とても柔らかい塗装なので「研磨力」よりも「バフ目を付けない方向」重視でコンパウンドを含めたセット内容を決めていきました(フォトギャラリー2枚目)。
そこで、毛先6ミリのファイナルウールバフ+KATANA「ナノ」+シングルアクションポリッシャー(低中回転)で、1st アプローチしました。
「ハードコンディション」「柔らかい塗装」「少ない塗膜マージン」という条件の中で、「ナノ」コンパウンド(以下CP)と塗装のとの相性が良かったのは助かりました。
粒子量の多い「ナノ」CPは、ピーキーな(直ぐにキレてバフ目が入る)ホンダ塗装との相性が合えば、強い武器になります。
やはり基本的には、柔らかくナーバスな塗装ですので、初期研磨から中間研磨~仕上げ磨きまで塗装のフィーリングや仕上がり具合を見ながら磨き方を調整したり、「ひねり?」を加えたりしながら進めていきました。
- 施工費用
- 44,280円
- 施工時間
- 23時間23分