Before
物凄いコンディションでした。
とにかくヘアスクラッチ(以下HS)+ペンシルスクラッチの量&深さが尋常ではなく、当店でも過去最高のハードコンディションとなります。
ルーフスポイラーにタイヤブラシの毛が挟まっていましたので(フォトギャラリー4枚目)、ひょっとしますとそれを常用した洗車をされていたのかもしれませんね。
塗装面だけでなく窓ガラスもキズが凄いです(フォトギャラリー3枚目。もちろんガラスのスクラッチは不可)。
本来なら、ここまでのハードスクラッチであればペーパーサンディングから始めた方が確実なのかもしれませんが、車両の年式と塗装のマージンを考えて、ポリッシングで何とかしようと試みました。
偶然ではあるのですが、つい先日サプライヤーさんからハードポリッシュ用のバフを紹介されて購入し、それを今回試してみる事にしました。
結果は◎!で、この超ハードコンディションに対して異常な程高効率な磨き作業が可能となって、正直驚いてしまいました。
「研磨熱の発生もダル」「バフが滑って食い付きもイマイチ」といった研磨効率が悪いフィール満載の作業の中、HSがナチュラルに消えていくのでした。
こういうケースでは、コンパウンドの「埋まり」によるごまかしの仕上がり面がお決まりですが、それも無し…マジックのようでした。
お陰で、作業時間も当初見積もっていたよりも短縮でき、仕上がりクオリティも充分満足しております。
- 施工費用
- 51,840円
- 施工時間
- 27時間32分