ウォータスポット(以下WS)の付着が激しく、磨き作業はこのWSの除去がメインテーマとなりそうです。
テールスポイラーの塗装は、クラッキングが激しくて痛々しいです(4枚目写真)。
予想以上にコンディションがハードで、かなり磨き作業が難航しました。
要因は塗装に発生している「ピンホール(孔)」。
初期研磨のセット内容は、ロング系のウールバフ+スーパーPM「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(中高回転)でアプローチしたのですが、なかなか強敵ピンホールが消えてくれません(6枚目写真)。
磨き込みも、度が過ぎるとクリヤ層が無くなってしまうので、セーブします。
ソリッドカラーをガチンコで初期研磨を行いますと、コンパウドの根深い「埋まり」が発生します。
初期研直後に埋まり抜きのフォロー研磨を行うのですが、今回は塗装肌がけっこう「グズリ」ました(「目」が入り易い傾向)。
ラウンド形状したフェンダー面なんかは特にですが、使用するバフをいろいろ変更しながらの作業となりました(7枚目写真)。
ビフォー&アフターの写真を見比べても、スクラッチ&ウォータースポット類は根こそぎ除去出来たのですが、ピンホールだけは…恐るべし。
今回はガラス系をご希望で、アルコギ珪素系のコート剤をチョイスしました。
- 施工費用
- 85,320円
- 施工時間
- 29時間44分