新車から5ヶ月経過のお車です。
メーカーを問わず近年、新車の塗装は昔?に比べて艶に「ダルさ」を感じます。
今回は折角なので、カチッとした艶に仕上げる狙いもありまして1st ポリッシュは、シングル(アクションポリッシャー)をあてました。
(必要最小限を考えれば、シングルは必要なかったかもしれません。)
しかし、1st ポリッシュのセット内容は「ダル」仕様で、以下の通りです。
・毛先7ミリのファイナルウールバフ+KATANA「FX」コンパウンド+シングルアクションポリッシャーで、ポリッシャーの回転数は1,000回転以下。
上記のような研磨レベルの低いセットでも、ホンダ車の塗装はかなり柔らかいので、「After写真」のように艶がまるで変わってきます。
初期研レベル(研磨熱)が抑えられた分、コンパウンドの「埋まり」の発生も低く、相乗効果でフォロー研磨(5枚目写真)もラクになります。
しかしながら、ホンダ車は塗装がかなり柔らかいので、この行程(フォロー研磨)ではウールバフではなく低反発ウレタンバフを使用したいところです(「目」の入りを防止)。
が、相性が悪くコンパウンドの「へばり付き」が発生、ラムウールで超ソフトタイプのバフを使用して切り抜けました(6枚目写真)。
コーティングは、アルコギ珪素系コート剤の「親水」タイプを施工しました(オーナー様のご希望により「親水」)。
「気温/湿度」が、14℃/68%の好環境でも作業フィールが「重い」です。
- 施工費用
- 69,120円
- 施工時間
- 19時間54分