5年経過のお車です。
ウォータースポット類の付着は極少ですが、ヘアスクラッチ&ペンシルスクラッチがハードです。
初期研磨のセット内容は以下の通りです。
毛先12ミリのファーストカットウールバフ+スーパーPM「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(高回転)。
若干バフの「滑り」が発生して研磨熱の立ち上がりも「ダル」で、磨き効率もイマイチ…。
ポリッシャーの回転数を上げても改善が見込めなかったので、バフを当てる前に霧吹きで湿度を与えて対応しました。
それによりバフの食い付きも増して効率が↑。
硬度のある塗装肌ですが、初期研磨でウォータースポット&ヘアスクラッチの処理が上手く行けば後は比較的ラクです。
初期研磨(研磨熱)によるコンパウンドの「埋まり」を抜くフォロ研磨(5枚目写真)も、(硬い塗装のお陰で)高回転が使えるので高効率で処理が可能です。
今回はボディ&ウィンドのコーティングをご希望で、脱脂作業で使用する脱脂剤は別々のモノを使い分けました。
ボディ…シリコンオフ
ウィンド…IPA(イソプロピルアルコール)を使用します。
以前はウィンドもシリコンオフを使用していたのですが、IPAの方がコーティング作業時のフィールが良い事に気付きました。
コーティングはウィンド→ボディの順番で行います。
- 施工費用
- 76,680円
- 施工時間
- 20時間12分