ホンダ オデッセイ(RB1)

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ホンダ オデッセイ(RB1)

Polymer Coating

ホンダ オデッセイ(RB1)

13年経過のお車で、ボディのコンディションも相応にハードです。
紫外線の影響で、クリヤー層の肉痩せが起こっているので研磨作業は要注意しです。

初期研磨のセット内容は、毛先12㎜のファーストカットウールバフ+3Mの「U1」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(低中回転)でトライ。
柔らかい塗装のお陰で?、研磨熱をMAXまで上げる必要はありませんでしたが、コンディション相応に時間は掛かりました。
今回のポイントはコンパウンドの選択です。メンツェルナ(独製コンパウンド)シリーズは、粒子が硬くてかえって効率が悪く、意外?と国産の昔から定番の3M(H1、H2)シリーズが相性良かったりします。

初期研磨で発生したコンパウンドの「埋まり」を抜くフォロー研磨(埋まり抜き)ですが、通常なら大オービットWアクションポリッシャー(7枚目写真)を使用します(トルクレス)。
しかしながら、今回は上手くいきません。
ホンダ車(柔らかい塗装)ではよくある「コンパウンドのへばり付き」が発生します(絡みとはまた別の次元)。
回転数を上げて振り切ろうとすると逆効果!、症状を悪化させます。
解決策は「トルクを掛ける」なんですが、昔ながらの「シングル+ウールバフ(初期研磨)→シングル+ウレタンバフ(中間研磨)→Wアクション+ウレタンバフ(仕上げ磨き)」の研磨システムでは、リアルな塗装肌を出す事が出来ません。
どうしても、初期研後は「抜き」を行って、リアルな塗装面を出さないと最終の仕上がりに影響します。
結局、フォロー研磨にギアアクション(弱トルク)ポリッシャーを使用しました。
しかしギアアクションでは(トルクがある為)完全な「抜き」が難しく、その後の中間研磨~仕上げ磨きを工夫しながら仕上げていく必要がありました。

コーティングは、テフロン系のコート剤をWアクションポリッシャーで塗布していきます(9枚目写真)。
ロープレッシャーで少スパンずつ進めます。
施工費用
60,480円
施工時間
31時間04分

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