スズキ ワゴンRスティングレー(MH22S)

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スズキ ワゴンRスティングレー(MH22S)

Polymer Coating

スズキ ワゴンRスティングレー(MH22S)

11年経過のお車という事ですが、コンディションは平均的かと思います。
ヘアスクラッチは相応にありますが、ウォータースポットの付着は控えめですね。
この頃のスズキ車塗装は、現行車と比較しますとしっかり感があって、耐候性も高かったと思います。
磨きというアクションに対しても、クセやナーバスさが無くナチュラルで磨き易いと思います。

【初期研磨のセット内容】
ロング系(毛先12ミリ)ウールバフ+KATANA「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(中速回転)。
このセット内容で、ヘアスクラッチ&ウォータースポット類はクリアー出来るのですが、「ピンホール(紫外線による孔状の劣化)」の除去には不足気味…
通常、塗膜マージンを考えてあまり深追いしないのがセオリー?なのですが、今回はピンホールの「底」が浅そうでしたので…
試しに?メンツェルナ「34a(5枚目写真)」でトライしてみます(バフ+ポリッシャーのセットは同上)。
もちろんその後は、バフ目(隠れバフ目も含めて)がどうしても発生してしまうので、メンツェルナ「85J」(希薄バージョン:6枚目写真)でしっかりと磨き込み「目」を消します(ここまではバフ+ポリッシャーのセットを同上)。
すると、ピンホールもほぼ壊滅…良い意味でカンが当たったのでしょうか…しかし、このピッカピカの塗装肌(7枚目写真)は実は「騙し」です。
コンパウンドによる「埋まり」が発生しているので、リアルな肌ではないのです。(全てのコンパウンドには、研磨成分である「粒子」と、そういう「埋める」成分(レジン系)が含まれています。この「埋める」成分がくせ者)
そこでフォロー研磨(コンパウンド抜き:8枚目写真)を施して、リアルな肌を出す必要があります。
すると…モア~っと埋まっていたコンパウンド成分が「粉状に」いぶり出されてきます。(9枚目写真)
同時に「埋まり」によって確認できなかった、落とし切れていないスクラッチ類が浮き出てきます。(10枚目写真)
後はそのスクラッチ類をまた初期研磨の行程に戻って潰していくのです。

コーティングは、テフロン系コート剤を塗布して仕上げて行きます。
施工費用
44,280円
施工時間
20時間44分

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