10年経過のお車で、カラーは白のソリッドです。
経年によるチョーキングを起こしていまして艶が失われています。
艶引けによって目立っていない「隠れスクラッチ」も想定して、磨き作業は「ガチンコ」で行いました。
毛先8ミリのポリッシングウールバフ+シングルアクションポリッシャー(中高回転)のセットで挑みましたが、コンパウンドを何にしようか…少し悩みました。
最初、メンツェルナ(独製)「34a」(5枚目写真)でアプローチしてみましたが、やはりソリッドカラーとの相性はあまり良くありません。
そこでスーパーPM「ナノ」(8枚目写真)に変更し、良好なフィールを獲得。
初期研磨で発生したコンパウンドの「埋まり」を抜くフォロー研磨ですが、今回はギアアクションポリッシャー(7枚目写真)を使用しました。
「抜き」性能では(トルクレスの)Wアクションに一歩引けをとりますが、仕上がり感優先でこちら(ギアアクション)を選びました。
その洗濯は良かったようで、思った通りの仕上がり肌を得られました。
ソリッドカラー特有の「グズリ」もあまりなく、ストレスを感じる事はありませんでした。
結果的に下地処理では、かなりガチンコで磨き込んだので「肌落とし」レベルまで行ったのでしょう、映り込みもクッキリ。
- 施工費用
- 51,840円
- 施工時間
- 17時間15分