ＶＷ　ビートル（16CBZ）

新車時に当店でガラス系のコーティングを施したお車で、丁度5年経過しました。
オーナー様のお手入れ方法がとても良いのでしょう、5年経過とはとても思えないほど良いコンディションです。
ウォータースポット類の付着はとても穏やかで、何よりヘアスクラッチが凄く少ないです。

【初期研磨】
毛先8ミリのポリッシングウールバフ＋スーパーPM「ナノ」コンパウンド＋シングルアクションポリッシャー（中高回転）のセット内容で１st ポリッシュ。
塗装自体が硬質なので、相応の研磨レベル（セット内容）が必要でした。
バフの食い付き具合や研磨熱の立ち上がりもナチュラルで、研磨レベルも程良いです。

初期研磨で発生したコンパウンドの「埋まり」を抜くフォロー研磨です。
塗装が硬質の為、ポリッシャー（大オービットＷアクションポリッシャー）の高回転域（4,900rpm）が使えたのは助かりました。
抜き効率が高い作業（磨き）が可能となり、よりリアルな肌にもっていく事が出来ました。

【仕上げ磨き】
コンパウンドレスの「空当て」で行いました。
バフを当てる前に軽～くミストして塗装面に湿度を与え、Ｗアクションポリッシャー＋超微粒子ウレタンバフのセットでサササササと撫でるように当てていきました。

【コーティング】
アルコギ珪素系のコート剤を施工しました。
今回はオーナー様のご希望で、「親水タイプ」液剤を使用。