スズキ　ワゴンＲ（MH34S）

7年経過のお車です。

鉄粉の付着が激しく、除去作業には「トラップ粘土」＋「チオグリコール酸アンモニウム」のコラボを敢行（4枚目写真）。

【初期研磨】
ウォータースポット＆ヘアスクラッチの付着レベルは平均的だと思います。
毛先8ミリのポリッシングウールバフ＋KATANA「ナノ」コンパウンド＋シングルアクションポリッシャー（低中回転）
思っていたよりも塗装が柔らかく、少しコンパウンド（以下CP）の「絡み」が発生しました。
これはCPと塗装との硬度バランスが上手くいっていないケースで、こちら（作業者）でアジャストするよりも、CPを変更した方が解決が早く、且つクオリティが高くなります。
CPをKATANA「ＭＸ」に変更して解決（6枚目写真）。

コンパウンド抜きのフォロー研磨は、意外と順調に進みました。
「目」が入る事もなく、リアルな肌をスムーズに出す事が出来ました。

【仕上げ磨き】
コンパウンドレスの「空当て」を敢行。
バフは超微粒子ウレタンバフ、ポリッシャーはＷアクションです。
最初の塗装肌と比較しても肌の精度が上がって映り込みもクッキリ。

今回は、塗装自体が柔らかだった為、ハードな初期研磨（肌落とし）を行う事無く、フラット性を上げる事が出来ました。

【コーティング】
皮膜タイプのガラス系コート剤をチョイス。