7年経過のお車です。
ヘアスクラッチは目立ちますが、ウォータースポット類は極少、鉄粉の付着も少なかったので、ガレージ保管のお車と思われます。
【初期研磨のセット内容】
・毛先6ミリのファイナルウールバフ+スーパーPM「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(低中速回転)
塗装はとても柔らかいですね。
ナノ系(粒子量の多い)のコンパウンドの中でも、スーパーPM「ナノ」がイチバン絡みが少ないと思います。
今回のような柔らかい塗装でも、上手くマッチしてくれました。
ルーフは、剛性を上げる為の凸凹のプレスラインが前後いっぱいいっぱいまで入っています。
その為、広い面積が無く、極少のバフでコツコツ磨いていくしかありません(5枚目写真)。
(ルーフ面)初期研磨よりも注意が必要なのはコンパウンド抜きの「フォロー研磨」(6枚目写真)。
リアルな肌を出す行程ですが、強ラウンド面や、面積の小さい箇所へ施す際は「目」が入り易いのです。
今回はルペスのイエローバフ(低反発中目)が大活躍してくれました。
【仕上げ磨き】
いつも?のようにコンパウンドレスの「空当て」を敢行(7枚目写真)。
今回、フォロー研磨でウレタンバフ(低反発中目)を使用したという事もあってか、ヘアスクラッチの「戻り」が数ヶ所確認されました。
もちろん要手直しですが、この行程(仕上げ磨き)での「戻り」はレベルが低いので、処理もカンタンです。
- 施工費用
- 66,960円
- 施工時間
- 22時間50分