日産　ジューク（YF15）

6年経過のお車です。
ヘアスクラッチが激しく、酸化皮膜による艶引けも発生しています。

【初期研磨のセット内容】
毛先8ミリのポリッシングウールバフ＋KATANA「ＭＸ」コンパウンド＋シングルアクションポリッシャー（低速回転）
塗装が物凄く柔らかいので、研磨熱をそれ程与えなくても充分な研磨パフォーマンスが可能です。
（コンパウンドが）絡みやすい塗装なので、KATANAシリーズが良いかも…。

初期研磨で発生したコンパウンドの「埋まり」を抜くフォロー研磨ですが、とても集中します。
今回のような柔らかい塗装へ施す際には「目」が発生しやすいのです。（リアルな塗装肌に仕上がる為）
ポリッシャーの回転数、コンパウンド選び、バフ選び、を調整しながら最適解にもっていくのですが、かなり手こずりました（涙）。
ラムウールバフ＆低反発ウレタンバフ（ルペス純正）を適所に使い分けながら進めていきます。
それぞれ得手不得手があるのですが、上手くいった時の満足感は◎。

【仕上げ磨き】
普段、コンパウンドレスの「空当て＋若干の湿度を与えて」で行う行程ですが、今回（柔らかいナーバスな塗装）は、ごく少量のコンパウンドを使用します。
若干「磨き」の要素を与えながら仕上げて行きます。

【コーティング】
ウィンド→ボディの順で施工します。
柔らかい塗装ではありがちなコート剤の「引きずり」「ギラつき」も無く、キレ良く仕上がってくれました。