15年経過のお車です。
ウォータースポット類…比較的少。
ヘアスクラッチ…多。ペンシルスクラッチ(蛍光灯の下でも確認出来る)のレベルに達したものも多。
【初期研磨のセット内容】
毛先12ミリのファーストカットウールバフ+スーパーPM「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(高回転)
バフを当てる前にスプレーで湿気を与え、コンパウンドの粘度を下げます(ナノ系コンパウンドは粘度が高い)。
これによって塗装へ切り込み易くなり、バフの食い付きが増し、自然と研磨熱も上がり磨き効率がUPします。
※要注意ポイント
ミラーやスポイラーなど、硬質樹脂(バンパーは含まない)の箇所には「クラッキング」の発生が見られます(4枚目写真)。
経年の紫外線による超微細なヒビ割れの発生で、艶引けを起こしております。
酸化皮膜(艶引け)とよく見間違えますが、コチラは触っては(磨いては)いけません。
コンパウンド抜きであるフォロー研磨では塗装自体が硬質なので、ポリッシャーの回転数をそこそこ上げる事が出来ました(6枚目写真)。
抜き効率もアップします。
【仕上げ磨き(7枚目写真)】
コンパウンドレスの「空当て」を敢行しておりますが、サクサクとキレ良く進んでおります。
【コーティング(8枚目写真)】
高硬度/高膜圧タイプのコート剤を塗布していきます。
塗布&拭き取り作業がかなり重く、施工性が「難」なコート剤です。
作業フィールは、ハチミツ?のようです。
- 施工費用
- 76,680円
- 施工時間
- 19時間53分