ヘアスクラッチ&ウォータースポットの付着は平均的です。
ピンホール(経年の紫外線による気孔状のダメージ)も相応に発生しています。
【初期研磨のセット内容】
毛先8ミリのポリッシングウールバフ+スーパーPM「ナノ」コンパウンド+シングルアクションポリッシャー(高回転)
シリコン皮膜(ワックスなどの皮膜)が乗っている塗装面ですが、意外とバフの食い付きが程良いです。
初期段階では、肌のリセットが思うよりも上手くいきませんでした。
研磨レベルの低いセットで長引かせるのも良くないで(必要以上に研磨熱を与えすぎる)、思い切って34aを使用しました。
ただし、確実にバフ目の付着が発生するので、後の処理を丁寧に行う必要があります。
34a→スーパーPM「ナノ」(バフ目消し)→フォロー研磨(コンパウンド抜き)を初期研磨の行程とします。
特にフォロー研磨を入念に行って、リアルな塗装肌を出すのがポイントとなります(5枚目写真)。
リアルな肌を出し、バフ目の残留を早い段階で処理しなければ後に響いてしまいます。
【下地処理が終了した塗装肌(2枚目写真)】
(34aによる)バフ目の「戻り」も無くまずまず…
「肌潰し」レベルの磨き込みを行いましたが、「映り込み」もかなり変化したと思います。
【コーティング】
(よほど大丈夫ですが)コート剤の溶剤成分によるスクラッチ類(&バフ目類)の「戻り」も無く、キレ良く仕上がりました。
- 施工費用
- 68,200円
- 施工時間
- 21時間10分